G-03:「直江兼続」~情熱の愛

「愛の前立て」はあまりにも有名です。
「愛」の語源は、仏教の信仰対象である”愛染明王”または”愛宕権現”であるとの説が有力視されていますが、現代人にとっては”仁愛の愛”であって欲しいという想いが強く、また結婚披露宴においてはこの上ない男の晴れ着です。
本鎧のもうひとつの特徴は、「シコロ」です。
「シコロ」とは、後頭部や首周りを守るため兜鉢の下部から垂れた部分です。
通常、シコロは1重であるのが一般的ですが、兼続の兜は二重シコロといって、外側の笠ジコロの内側にもうひとつシコロが装着されています。
これは上杉家に特有な形式で、兼続の主君である上杉景勝も二重ジコロの兜を所用しており現代に伝わっています。
また、一部に熊毛が装着されていますが、これも実物に倣って再現しています。
ここまで忠実に再現した「直江兼続」着用鎧写しは他に類を見ない、世界で唯一の鎧です。

この甲冑の総重量は17kg程です。