G-09:「徳川家康」~歯朶具足

”大出世甲冑”

徳川家康が関ヶ原の合戦の前に大黒天の夢を見たことから、それを意匠として作らせた甲冑がこの甲冑です。
関ヶ原の合戦にはこの同じ甲冑を2領(2セット)用意したといわれ、そのうちの1領が現在の静岡市にある久能山東照宮に伝わっています。
この甲冑には歯朶(しだ)に見立てられた前立てがついていることから「歯朶具足」(しだぐそく)と一般に言われています。
歯朶は常緑でよく茂る植物であることから繁栄と長寿を願う縁起物でもあり、 この甲冑を身に着けて関ヶ原の合戦・大坂の陣で勝利したことでその後の歴代将軍もこの写しを新調し吉祥のしるしとしたといわれています。
事実、260年以上にわたる江戸幕府の安泰の礎となった徳川家康のこの甲冑は、新たな家庭を守り、繁栄に導く役目を負った、覚悟と喜びの一領です。
※「面」は写真撮影のために装着したものであり、実際のご着用には付属致しません。

この甲冑着用の総重量は約25kgです。