Y-01:「赤糸威大鎧」~鎌倉時代形式

 この甲冑は、「大鎧」(おおよろい)と言われる形式のものです。
「大鎧」は、平安時代の国風文化の中で日本独特の甲冑として確立し、馬上で弓を射る騎射戦が主流であった平安 - 鎌倉時代に、騎乗の上級武士が着用しました。
大鎧を着て立つと肩で重量を支えることになりますが、馬上では鎧の重量は鞍にかかって安定します。
室町時代には「式正の鎧(しきしょうのよろい)」といわれ格式高い甲冑であると位置づけられ別格のものとして扱われるようになりました。
戦乱のなくなった江戸時代には、その外見の華美さから、大名家などで復元されて象徴的なものとして用いられることとなりました。
この大鎧は、鎌倉時代の典型的な大鎧を忠実に再現したものです。

この大鎧の総重量は25kg程あります。